2021年03月03日
今日のフィールドワークはムーミン展です。
実はムーミンのことをよく知らないという生徒たち。
確かに、グッズや小物のキャラクターとしては見たことがあるけど、ストーリーなどは意外と知らないかもしれません。
展示は、ムーミンのお話と、それに描かれている挿絵が中心でした。
本の挿絵ということで、思っていたよりもだいぶ小さな絵が飾られていて驚きました。
スマホの画面の半分くらいの大きさでしょうか。
近くに寄ってまじまじと見てみたくなりますが、生徒たちは「足元のテープをはみ出して近づかないでね」という注意事項を守って、お行儀よく鑑賞していました。
また、ポスターや広告、生活雑貨などにデザインされたムーミンたちの展示もあり、さまざまな場面で愛されているキャラクターなのだなと感じました。
作者のトーベ・ヤンソンさんがフィンランド出身ということもあり、ムーミン雑貨のデザインは北欧テイストのものが多かったです。
最近流行りの北欧デザインについてマイプロで調べてみるのもいいなと思いました。
さすが世界で愛されるキャラクターというべきか、平日にしては少し人が多く、時間が少し足りなくなってしまいました。
中には全部回りきれた!という生徒もいましたが(笑)
すべてを見て回ることはできませんでしたが、イラスト・美術の面、デザインの面、広告の面など、今後の学習の端緒になるポイントはたくさんあったかと思います。
また、美術館に行く前に、駿府匠宿という体験工房の施設に立ち寄り、見学させてもらいました。
染物や竹細工、陶芸など、工芸の体験ができます。
完成品の販売コーナーもあり、見ているだけでも楽しいところです。
和風の建物や庭園がとても落ち着く雰囲気を作っています。
今後、伝統工芸に興味のある生徒がいれば、ぜひ体験をしたいなあと思います。