2020年11月07日
今回のフィールドワークでは掛川市にあるヤマハのピアノ工場へ行きました。
芸術の秋、音楽に触れていきましょう~♪
受付を済ませてから見学開始までの間は、ロビーにある楽器に触れることができました。
大きなピアノや煌びやかな色のピアノ、ギターもいくつかの種類がありました。
生徒もそっと触れて音を出していました。
見学では、まず映像を見てピアノ製造工程をおおまかに追ったあと、実際に工場の中へ入り、作業の様子を間近で見ながら説明を聞きました。
工場では、機械の精巧さや正確さ、人間の感覚の繊細さ、その両方を組み合わせながら作業が進められていました。
ほとんどが木材でできているピアノは、温度や湿度の変化に弱いそうです。
工場の入り口が二重になっていて、外からの空気が直接工場内に入らないよう工夫されていました。
また、工程の中で、出荷先の気温や湿度にあわせ、暖かく湿度高めな部屋と涼しく乾燥した部屋に分けてピアノを慣れさせるということも行われていました。
世界中で愛されるヤマハの品質を保つ秘訣はこういうところにあるのかもしれません。
まったく同じ型、まったく同じ工程で作られたピアノでも、それぞれに個性があり、音に微妙な違いが出てくるということも体験させてもらうことができました。
音の大きさや厚み、響き方に違いがあった…ような気がしますがどうだったでしょうか?
楽器のまち・浜松ならではの工場見学ができました。
実はもう一か所立ち寄った場所があります。
たこまんという浜松では有名なお菓子屋さんがあるのですが、その掛川本店の2階に「柱時計・オーディオミュージアム」というところがあります。
初めて行く場所でしたが、個人所有の古時計が部屋いっぱいに並んでいてとにかく圧巻でした!
さまざまなオーディオ機器もあり、レコードを聴く蓄音機やスピーカーがたくさん並べられていたほか、棚にはぎっしりとレコードが!
これらを集めたオーナーさんの愛とこだわりがひしひしと伝わってきますね。
たまたまいらっしゃったオーナーさんが、ご厚意でレコードを聴かせてくれました。
スピーカーをそろえてあるだけあって、ものすごい迫力でした!
ジャズを聴かせていただきましたが、ベースの音がすごくかっこよかったです。
貴重な機会をいただけてとてもうれしく思います。
思わぬところで音楽を味わうことができ、すてきな出会いとなりました。
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